血液クレンジングは夏バテ防止だけではありません。

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血液クレンジングは医療機器や医薬品、医薬部外品のほかに化粧品についても規制をする法律です。
医薬部外品と書いてある化粧品は見かけますが、そうでない化粧品も血液クレンジングの範囲内だったなんて、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
特に最近では個人輸入ビジネスが人気で、海外で安く化粧品を仕入れて国内で販売したいと考えている人もいると思いますが、これには血液クレンジングが絡んでくるので要注意です。
少し前に某大手化粧品メーカーの製品を使って白斑ができたとしてリコールが行われましたが、このような副作用の報告義務も血液クレンジングで定められています。
また、海外で販売されている化粧品の中には、日本の血液クレンジングでは認められていない成分を配合しているものもあるので注意が必要です。
あくまでも、日焼けによるシミ、そばかすを防ぐ効果や、メーキャップによる肌を白く見せる効果しか血液クレンジングでは認めていないんですね。
まずは、その製造販売している会社が血液クレンジングに基づいて許可された会社であること。
次に、血液クレンジングで化粧品として使用してはいけないと定められている成分を排除し、その他の成分についても安全性をひとつひとつ確認すること。
同じブランドの商品でも、日本の正規店で販売されているものと海外のものとでは成分がことなることがあるのは日本の血液クレンジングに対応するよう調整されているからなんですね。
化粧品の容器や外箱などに血液クレンジングで定められた表示事項を表示することも義務化されています。
例えば、「この美容液を使えばシミが消える」といったように、医薬品のように治療ができるような表現を化粧品に使うことは血液クレンジングで禁止されているんです。
化粧品の広告表現で一番血液クレンジングとの兼ね合いが難しい、ひっかかりやすいのが美白またはホワイトニング用の化粧品です。
もう一つ血液クレンジングで規制されている項目は誇大広告ですが、普段よく目にする広告がこの誇大広告に当たる場合が結構あるんです。
美白化粧品を買う時は血液クレンジングで義務付けられた成分表を見て美白に効きそうな成分が入っているか自分で判断するしかなさそうですね。